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なぜ私はプロフィール写真を撮ろうと思ったのか

プロフィール写真を撮ろうと考える54歳男性。白いリネンシャツやカメラを前に、一人の女性との出会いをきっかけに自分を変えようと考える様子を表現したアイキャッチ画像。 出会い系
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正直に言うと、最初のきっかけを正確には覚えていない。

ただ、今振り返ってみると、一人の女性との出会いが大きかったように思う。

PCMAXで知り合ったシングルマザーの女性だ。

私たちはメッセージをやり取りし、その翌日に会った。

食事をして、そのまま一緒に時間を過ごした。

私の人生の中でも、かなり衝撃的な出来事だった。

なぜなら、それまでの私は「出会い系サイトなんて本当に出会えるのか?」と半信半疑だったからだ。

そして私は彼女に聞いた。

「なぜ私にメッセージを送ろうと思ったの?」

すると彼女は、私のプロフィールに書いてあった、

「誰かと共有する濃密な時間」

という一文と、

「美味しいものには目がありません」

という一文に惹かれたのだと言った。

私は驚いた。

出会い系サイトやマッチングアプリでは、

「プロフィールが大事」

とよく言われる。

だが私は、その言葉をあまり信じていなかった。

正直に言えば、プロフィールもそこまで深く考えて作ったわけではなかった。

ところが現実には、その文章を読んだ女性がいた。

しかも、その文章がきっかけでメッセージを送り、実際に会うところまで話が進んだ。

その事実は、私の考え方を少し変えた。

もしプロフィールの文章が読まれているのなら、プロフィール写真も見られているのではないか。

そんなことを考えるようになったのだ。

当時の私のプロフィール写真は、小籠包を持った写真だった。

それでも出会うことはできた。

だが、もしプロフィールをもう少し真面目に作り込んだらどうなるのだろう。

そんな興味が湧いてきた。

そして気付けば、私は服のサイズを測っていた。

今までの私は、自分の服のサイズすらきちんと把握していなかった。

身長179cmだから、なんとなくLサイズだろうと思っていた。

ところが実際に測ってみると、想像とはかなり違っていた。

自分の身体に合うサイズを初めて知ったのだ。

そのままユニクロへ行き、

黒のパンツを買い、

グレーのTシャツを買い、

白いリネンシャツを注文した。

散髪にも行こうと思った。

そして、プロフィール写真をプロのカメラマンに撮ってもらうことも決めた。

少し前の自分なら考えられない行動だった。

私はイケメンになりたいわけではない。

モテモテになりたいわけでもない。

ただ、女性から見た時に、

清潔感があり、

安心感があり、

信頼できそうな男性に見てもらいたい。

そう思うようになったのだ。

プロフィール写真を変えたからといって、女性から選ばれるようになるかは分からない。

今でも半信半疑だ。

だが、やってみなければ結果は分からない。

プロフィールの文章が私の予想以上に読まれていたように、プロフィール写真にも私が知らない可能性があるのかもしれない。

だから私は、この実験を始めることにした。

54歳の男がプロフィール写真を整えたら何が起きるのか。

その答えを、自分自身で確かめてみようと思う。

今振り返ると、あの出会いがなければ私は服を買うことも、プロフィール写真を撮ろうと考えることもなかったかもしれない。

54歳になった今でも、人との出会いが人生を動かすことがある。

私の考え方を変えたシングルマザーとの出来事は、こちらの記事に残している。

※本作は筆者の実体験を基に再構成したフィクションです。プライバシー保護のため、登場人物や地名、設定の一部を架空のものに変更して執筆しています。

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