私は一度、自分から一人の女性との関係を終わらせた。
ワクワクメールで知り合った人妻、渚さんだ。
初めて会ったその日、私たちはホテルへ行った。
身体の相性は良かった。
少なくとも私はそう思っていた。
渚さんは私の愛撫に「気持ちいい」と言ってくれた。
何度も身体を震わせ、オーガズムに達したと教えてくれた。
そして最後には、
「中に……出していいよ……」
と、小さな声で言ってくれた。
私は彼女の中で射精した。
その瞬間、私は自分のすべてを受け止めてもらえたような幸福感と安心感に包まれていた。
だから私は勘違いした。
次に会うときは、もう条件なんて必要ないんじゃないか。
私たちはもっと恋人に近い関係になれるんじゃないか。
そんな期待をしていた。
しかし、ホテルから帰ったあと、渚さんからLINEが届いた。
「ホ別1の事なんだけど、これからもホテルの時はいいのかな?」
私の期待はそこで崩れた。
あれだけ身体を重ねたのに。
あれだけ気持ちいいと言ってくれたのに。
それでも次も1万円なのか。
私は寂しくなった。
結局、私は渚さんにとって、お金を払って会う男でしかないのか。
そう考えた私は、
「お金を渡す関係ではなく、お互いに会いたいと思って会える関係を望んでいる」
という気持ちを伝えた。
渚さんから返ってきたのは、
「ダメだったのね。ごめんね」
そして、
「さよなら」
だった。
LINEもブロックされた。
ワクワクメールもブロックされた。
終わった。
本当に終わったんだなと思った。
そのときの私は、自分の判断が正しいと思っていた。
ところが、その後の出来事によって、私は渚さんという女性をもう一度考えることになる。
渚さんのあとに会った二人の女性
渚さんと別れたあと、私は別の女性と会った。
最初に会ったのは、みさきさんだった。
彼女の家へ行き、身体の関係を持とうとした。
ところが、うまくいかなかった。
部屋の環境も私には合わなかった。
テレビもついたまま。
そして何より、ベッドの上で彼女から私を求めてくるようなものを、私はほとんど感じられなかった。
キスをしても、舌を絡ませてくるわけではない。
自分から私に触れてくるわけでもない。
私はだんだん気持ちが冷めてしまった。
このときは、まだ渚さんのことを特別思い出したわけではない。
「環境やムードが悪かったからだろう」
そう考えていた。
ところが、その次に会ったこはるさんでも同じようなことが起きた。
ホテルへ行き、お互い裸になった。
それでも私は最後までうまく身体の関係を持つことができなかった。
しかも、ホテルにいる間にもLINEの通知音が何度も鳴る。
電話まで始める。
弟のご飯を作らないといけない。
お腹が減った。
そんな話が次々と出てきて、私には彼女が早く帰りたがっているように感じられた。
ムードも何もない。
そして家に帰った私は考えた。
二人連続だ。
二人の女性と会って、二人とも最後までできなかった。
今後も女性と会うたびに条件としてお金を渡して、それでも何もできずに帰ってくるのだろうか。
それでは、お金をどぶに捨てているようなものではないか。
そこで、ふと思った。
なぜ渚さんとはできたんだろう?
渚さんだけは違った
渚さんとの時間を思い返した。
彼女は自分から舌を絡ませるようなキスをしてきた。
私が一方的に彼女を求めるのではなく、渚さんの方からも私を求めてくれているように感じられた。
浴室でもそうだった。
お互いの身体に触れ、キスをしているうちに、自然に気持ちが高ぶっていった。
ベッドに移ってからも、長い時間キスをした。
お互いがお互いを貪るようなキスだった。
私は、こういうものを求めていたんだと思う。
ただ裸の女性が目の前にいれば興奮するわけではない。
女性からも自分を求めてもらいたかった。
渚さんとのセックスには、それがあった。
身体を重ねているとき、渚さんが両手で私の顔を包み込むように触れてくれたことも覚えている。
私にはそれが、
「今、この男と一つになっている時間が愛おしい」
と言われているように感じられた。
もちろん、本当に渚さんがそう思っていたのかは分からない。
でも私は、そう感じた。
そして、私は自然に勃起した。
挿入できた。
最後には射精することもできた。
二人の女性とうまくいかなかったあとだからこそ、その事実がものすごく大きく見えた。
私はこの数か月、自分の勃起力が落ちているのではないかと不安になることがあった。
AVを見ても反応しないことがある。
女性と会っても挿入できない。
そんな経験が続くと、
「渚さんを逃したら、もう女性と満足できるセックスができないんじゃないか」
という怖さまで出てきた。
そこでようやく気づいた。
私は、渚さんという女性を簡単に手放してしまったのかもしれない。
私は何を取り戻したかったのか
ワクワクメールには、ブロックされたあとでも一度だけ相手にメッセージを届けられる仕組みがある。
私は、それを使うかどうか考えた。
恥ずかしいとは思わなかった。
格好悪いとも思わなかった。
断られるのも、それほど怖くなかった。
断られたら、そのときはもう諦めればいい。
むしろ、
「渚さんに縋るより、まだ出会っていない新しい女性を探した方がいいんじゃないか」
という気持ちもあった。
それでも最後の一通を送ろうと思った。
なぜなのか。
今になって考えると、一番大きかったのは、
もう一度、渚さんに私のすべてを受け止めてもらいたかったからだ。
初めて彼女と身体を重ねたとき、私は彼女の中で射精した。
そのとき感じたのは快感だけではなかった。
幸福感だった。
安心感だった。
自分のすべてを受け入れてもらったような感覚だった。
もっと言えば、
自分の存在そのものを肯定してもらったような感覚だったのかもしれない。
あの感覚を、もう一度味わいたかった。
だから私は、最後の一通を送った。
「どうしたの?」
しばらくして、渚さんがブロックを解除してくれた。
「おはようございます」
そして、
「どうしたの?」
と返事が来た。
ホッとした。
まだ私の話を聞いてくれるんだ。
そう思った。
最後の一通なんて無視することもできたはずだ。
それなのに、わざわざブロックを解除して話を聞こうとしてくれた。
もしかすると、渚さんもまだ私のことを完全には忘れていないのかもしれない。
もしそうなら、まだチャンスは残っている。
私は自分の気持ちを正直に伝えることにした。
また会いたい。
別れたことを後悔している。
そして、
ホ別1でもいいから、また会いたい。
以前伝えた「お金を渡す関係ではなく、お互いに会いたいと思って会える関係がいい」という言葉を、私は取り下げた。
すると、渚さんから意外な言葉が返ってきた。
「今はそう思ってらっしゃっても、また、条件なしの方が良かったと後悔されませんか?」
そして、
「ケーキやランチ、一緒に行きたかったのは本音ですが、あの時、お別れ言われてかなり凹みました。」
私は少し不思議だった。
凹むくらいなら、なぜホ別1を取り下げないんだろう?
そう思った。
でも、それは私の価値観でしかない。
渚さんにとって、この条件は取り下げられないものなのだろう。
理由は分からない。
彼女は脇もVIOも脱毛していて、とても綺麗にしている。
もしかすると、そうやって女としての美しさを維持するためのお金の足しにしているのかもしれない。
もちろん、これは私の勝手な想像だ。
本当の理由は渚さんにしか分からない。
ただ一つ分かったのは、
理由が何であれ、渚さんにとってホ別1は大切な条件なのだ
ということだった。
それなら、私はそれを受け入れようと思った。
1万円に対する考え方も変わった
私は以前、ソープランドへ遊びに行っていた。
一回遊べば、3万7,000円ほどかかった。
それと比べてみた。
渚さんに1万円。
仮にホテル代が6,000円なら、合計1万6,000円。
以前遊んでいたソープランドの半額以下だ。
しかも、私にとって満足度は非常に高い。
身体の相性もいい。
キスだけでも興奮できる。
挿入できる。
射精できる。
そして私が求めている、「相手からも求められている感覚」がある。
それなら、渚さんと会うことに1万円を使う価値はある。
そう考えるようになった。
もちろん、いつか渚さん自身から、
「もうホ別1はいらないよ」
と言ってくれたら嬉しい。
そんな未来を期待している自分は今でもいる。
でも、以前とは違う。
以前の私は、
条件がなくならないなら関係を続けたくない
と思っていた。
今は、
条件が続くなら、それはそれで仕方がない
と思っている。
この違いは大きい。
「明日の午前中、お時間ありますか?」
LINEを交換し直したあと、渚さんから突然、
「明日の午前中お時間ありますか?」
と聞かれた。
私は驚いた。
「え? いきなり明日? 早すぎない?」
と思った。
でも、同時にこうも思った。
会えるのなら会いたい。
この機会を先延ばしにしたら、また会えなくなるかもしれない。
もしかすると、これは試されているのかな?
そんなことまで考えた。
渚さんが私に会いたくて仕方なかったんだ、とは思わなかった。
そこまで彼女の感情を考える余裕はなかった。
ただ、誘ってもらえたことは嬉しかった。
一方で、気になることもあった。
以前、渚さんはLINEで私のことを「俺さん」と呼んでくれていた。
ところが、やり直してから一度も私の名前を呼んでいない。
まだ完全には許してもらえていないのかもしれない。
私より渚さんの方が、この関係の主導権を握っているようにも感じた。
少し居心地が悪かった。
それでも、私は会いに行った。
一度「さよなら」と言った女性が、もう一度目の前にいた
待ち合わせ当日。
かなり早く着きそうだったので、私は近くの神社に立ち寄ってお参りをした。
ふとLINEを見ると、
「待ち合わせ場所に向かってます」
というメッセージが来ていた。
私も待ち合わせ場所へ向かった。
そして、渚さんの姿を見つけた。
ホッとした。
本当に、また会えた。
その日の渚さんは眼鏡をかけていた。
可愛いと思った。
「その眼鏡似合ってて可愛いね」
と伝えると、
「ありがとう」
と返してくれた。
以前の別れについて、もう気にしていないように私には見えた。
それだけでも安心した。
そして私たちは手をつないだ。
そのまま二人でホテルへ向かった。
一度は自分から手放した女性と、また手をつないで歩いている。
こうして二人で歩けるようになって良かったな。
そう思った。
やっぱり渚さんとは相性がいい
ホテルへ入り、二人でシャワーを浴びた。
お互いの身体に触れながら、キスをした。
その時点ですでに私の気持ちは高ぶっていた。
ベッドへ移ってからも、長い時間キスをした。
舌を絡ませ、お互いを求め合う。
私は、こういうキスが欲しかったんだと思う。
そして、身体を重ねた。
私は自然に勃起した。
そして――挿入できた。
その瞬間、
「やっぱり渚さんとは相性がいい」
と思った。
私にとっては、それが何より分かりやすい答えだった。
ほかの女性ではうまくいかなかった。
渚さんならできる。
これは私にとって非常に大きかった。
そして今回も最後まで身体の関係を楽しむことができた。
一度は自分から手放した。
でも戻ってきて良かった。
少なくとも、そのときはそう思った。
セックスが終わっても、二人の時間は終わらなかった
今回、前回とは違うことがもう一つあった。
セックスが終わり、二人ともシャワーを浴びた。
服を着た。
でも、すぐに帰ったわけではなかった。
二人でベッドに座った。
そこで渚さんは、自分の昔の話を始めた。
若い頃のこと。
家族のこと。
これまで経験してきたこと。
それまで私が知らなかった、渚さんの人生の一部分をいろいろと話してくれた。
私は話を聞きながら、
「なぜ渚さんは、こんなに自分のことを私に話しているんだろう?」
と思っていた。
もっと彼女の人生を知りたいと思ったわけではない。
ただ、なぜ私にこれだけ自分のことを話してくれるのか不思議だった。
少しくらいは、私に心を開いてくれているのだろうか。
それは分からない。
でも私は、渚さんの人生のほんの一部分を見せてもらい、その時間を一緒に過ごすことを許してもらえたような気持ちになった。
ホテルを出たあと、渚さんが車を停めている場所まで一緒に歩いた。
そして最後にキスをして別れた。
今回は、「これで終わるかもしれない」という不安はなかった。
「次も会える」と考えたわけでもない。
もっと自然だった。
学校の授業が終わって友達と別れるときに、
「明日もまた会える」
なんて、いちいち考えない。
また顔を合わせるのが当たり前だからだ。
私にとって、渚さんともそんな感覚になり始めていた。
翌朝、渚さんから届いたLINE
そして翌朝。
渚さんからLINEが届いた。
「昨日会ったばかりなのに会いたくなったよ」
嬉しかった。
条件は何も変わっていない。
今でもホ別1だ。
それでも渚さんは、昨日会ったばかりの私に、また会いたくなったと言ってくれた。
前の私は、
「お金という条件がある=俺自身を求めているわけではない」
と考えていた。
でも、本当にそんな単純なものなのだろうか。
分からなくなってきた。
私たちは、いったい何なのだろう
だからといって、私は渚さんと恋人同士になったとは思っていない。
ホ別1という条件がある以上、条件付きの身体の関係であることは間違いないと思っている。
それに、やり直してから渚さんは、まだ私のことを以前のように「俺さん」と呼んでくれていない。
そこも引っかかっている。
まだ完全には私を許していないのかもしれない。
どこか渚さんに主導権を握られているような居心地の悪さもある。
本当に私のことが好きでたまらないのなら、条件を取り下げるんじゃないか。
そんな考えも、今の私にはまだある。
一方で、身体を重ねているときの渚さんを見ると、私という男を求めてくれているようにしか見えない。
キスをする。
身体を重ねる。
お互いに求め合う。
少なくともセックスについては、
「お互いが相手を求めている」
という部分で一致しているように思う。
だから今の二人を言葉にするなら、
「条件付きでお付き合いをしている男女」
というのが一番近いのかもしれない。
条件は変わっていない。でも、私が変わった
そして結局、この話の根底にはお金がある。
今の私にとって1万円は小さな金額ではない。
ホテル代まで含めれば、さらにお金がかかる。
だから、
「会いたい」
と思っただけで、何度でも気軽に会えるわけではない。
もし私が毎月100万円を稼いでいるのなら、1万円くらい何とも思わないのかもしれない。
でも今の私はそうではない。
だからこそ、ホ別1という条件に引っかかる部分も残っているのだと思う。
それでも私は、一度渚さんを手放したあと、二人の女性と会った。
その経験によって分かった。
私にとって渚さんは、1万円を払ってでももう一度会いたいと思える女性だった。
一度目の私は、その価値に気づかなかった。
「次も1万円」
という言葉だけを見て、
「だったら俺の望む関係ではない」
と切ってしまった。
でも、関係を失って、別の女性と会って、ようやく分かった。
条件があるからといって、そこで過ごした時間のすべてが偽物になるわけではない。
お金を渡しているからといって、渚さんが私に向けてくれるものまで、すべてお金で説明できるとも限らない。
もちろん、私はまだ期待している。
いつか渚さんから、
「もうホ別1はいらないよ」
と言われる日が来たら嬉しい。
そんな未来になればいいなと思っている。
でも、その日が来なかったとしても、それはそれで仕方がない。
彼女には彼女の考えがある。
私はそれを受け入れたうえで、もう一度彼女と会うことを選んだ。
前回と今回で、条件は何一つ変わっていない。
変わったのは、私の方だった。
一度、自分から手放したからこそ分かった。
失ってから他の女性と比べたからこそ分かった。
そして私は、自分からもう一度、渚さんのところへ戻った。
これから二人の関係がどうなるのかは、私にも分からない。
条件付きの関係のまま続くのかもしれない。
いつか条件がなくなるのかもしれない。
あるいは、また何かをきっかけに終わるのかもしれない。
ただ今は、
一度「さよなら」と言った女性と、
もう一度手をつないで歩けたこと。
もう一度キスができたこと。
もう一度身体を重ねることができたこと。
そして別れた翌朝、
「昨日会ったばかりなのに会いたくなったよ」
と言ってもらえたこと。
それで十分なのかもしれない。
少なくとも私は今、
あのとき最後の一通を送って良かったと思っている。
私が渚さんと出会えたのも、ワクワクメールでした
一度は自分から手放してしまい、「もう二度と会えない」と思った渚さん。
それでも、もう一度つながることができました。
そもそもワクワクメールを使っていなければ、渚さんと出会うこと自体ありませんでした。
出会い系を使ったからといって、必ず自分と相性のいい女性に出会えるわけではありません。
私自身、うまくいかなかった出会いも経験しています。
それでも実際に女性とやり取りをして、会ってみなければ分からないことがあります。
そして今回の経験で私が強く感じたのは、「また会いたい」と思える女性との出会いには、それだけの価値があるということでした。
ワクワクメールが気になっているなら、まずは登録して、どんな女性がいるのか自分の目で確かめてみてください。
気になる女性が見つかったら、プロフィールを読んで、ポイントを使って一通のメッセージを送ってみる。
私と渚さんの関係も、最初はそこから始まりました。
あなたにも、「この人と出会えてよかった」と思える女性が見つかるかもしれません。
【PR】人との出会いは、人生を上書きすることがあります。
≪18禁≫ワクワクメール


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