私は過去に4人の人妻と肉体関係を持ったことがある。
もちろん最初から不倫をしようと思っていたわけではない。
出会いはすべてオンラインゲームだった。
一緒に遊び、会話を重ね、気が付けば相手のことが気になるようになっていた。
そして今振り返ると、私はあることに気付いた。
不倫はホテルから始まるのではない。
もっとずっと前から始まっているのではないか、と。
不倫はいきなり不倫になるわけではない
私は昔、不倫とは男女がホテルに入った瞬間から始まるものだと思っていた。
しかし、実際に人妻と関係を持った経験を振り返ると、その考えは間違っていたように思う。
人の心は、ある日突然動き出すわけではない。
気付かないうちに距離が縮まり、気付いた時には引き返せない場所まで来ていることがある。
これは、私が初めて人妻と出会い、不倫という名の扉の前に立つまでの話である。
世間が思う不倫の始まり
不倫と聞くと、多くの人はホテルを思い浮かべるのではないだろうか。
週刊誌にはホテルへ出入りする写真が掲載され、テレビでは有名人の不倫報道が流れる。
だから私は長い間、不倫とは男女がホテルで肉体関係を持った瞬間に始まるものだと思っていた。
そして、それは自分とは無縁の世界の話だとも思っていた。
私は女性との縁がほとんどなかった。
童貞を卒業したのも42歳だった。
不倫なんて甲斐性のある男やモテる男だけがするものであり、私のような人間には一生関係のない話だと思っていたのである。
しかし、その考えはある人妻との出会いによって大きく変わることになる。
オンラインゲームで出会った人妻
当時の私は会社を辞めてから9年が過ぎていた。
ほとんど引きこもりのような生活を送り、1日の大半をオンラインゲームに費やしていた。
今振り返ると、現実世界よりもゲームの世界で過ごす時間の方が長かったと思う。
私はゲームを始めたばかりでレベルも低く、毎日のように一人で黙々と遊んでいた。
せっかくオンラインゲームをしているのだから誰かと交流してみようと思い、ギルドに加入したものの、状況はほとんど変わらなかった。
ギルドに入っても、結局は一人だった。
そんなある日、どうしても一人では倒せないボスに遭遇した。
何度挑戦しても勝てない。
そこで私は、その時たまたまログインしていたギルドメンバーの一人に声をかけた。
「どうしても倒せないボスがいるので手伝ってもらえませんか?」
その相手こそ、後に私が初めて肉体関係を持つことになる人妻だった。
もちろん、その時の私は不倫をしようなどとは夢にも思っていない。
ただボスを倒したかっただけだ。
しかし今振り返ると、不倫の種は既にその時に蒔かれていたのかもしれない。
気が付けば特別な存在になっていた
彼女は共働きだったため、ゲームにログインするのは主に夜だった。
私は昼も夜もゲームをしていた。
彼女と一緒に遊びたかった。
だから彼女がログインしていない時間も、一人でレベル上げを続けた。
少しでも彼女に追いつきたかったからだ。
今思えば、この時点で私は既に彼女を特別な存在として見ていたのかもしれない。
やがてレベル差は縮まり、一緒にクエストへ行けるようになった。
それから私たちは毎日のように冒険をした。
クエストを進め、ボスを倒し、時には失敗して笑い合った。
オンラインゲームの世界ではあったが、そこには確かに二人だけの時間が存在していた。
気が付けば彼女は単なるゲーム仲間ではなくなっていた。
私にとって特別な存在になっていたのである。
そして、おそらく彼女にとっても私は特別な存在になっていた。
ゲームの話だけではなく、お互いの悩みや気持ちを話すようになった。
ログインしている時だけではなく、相手のことを考える時間も増えていった。
今思えば、この頃には既に心の距離は大きく縮まっていたのだと思う。
ホテルへ行く前に始まっていたこと
やがて彼女は私に会いたいと言うようになった。
しかし、その気持ちを素直に受け入れられない自分もいたのだと思う。
なぜなら彼女には夫がいたからだ。
実際、彼女は悩み続けていた。
夫への罪悪感と、私に会いたいという気持ちの間で揺れ動いていた。
そんなある日、彼女は私にこう言った。
「間違っても旦那が一番だからね」
その言葉を聞いた時、私は不思議な感覚を覚えた。
なぜなら、その言葉の中には既に私に会いたいという気持ちが含まれていたからだ。
もし何の感情もなければ、そもそも葛藤など生まれない。
夫への罪悪感に苦しむこともない。
彼女は迷っていた。
それは裏を返せば、私への気持ちが存在していたということでもあった。
不倫の種はもっと前に蒔かれていた
だから今の私は思う。
不倫はホテルから始まるのではない。
ホテルに入った時には、既に多くのことが終わっていたのだ。
私たちは毎日のように会話をしていた。
一緒に笑っていた。
お互いのことを考えていた。
そして、一緒にいる時間を楽しみにしていた。
肉体関係は始まりではない。
その結果だったのである。
不倫の種はホテルで蒔かれるわけではない。
もっと前だ。
何気ない会話。
一緒に過ごした時間。
相手を理解したいと思う気持ち。
そして、相手に理解されたいと思う気持ち。
そうしたものが少しずつ積み重なり、やがて芽を出し、花を咲かせる。
私の場合、それはホテルのベッドの上ではなかった。
「どうしても倒せないボスがいるので手伝ってほしい」
そう声をかけた、あの日のオンラインゲームの中だったのである。
私が出会った4人の人妻たち
前章では、不倫はいきなり不倫になるわけではないという私の考えを書いた。
では、実際に私が出会った人妻たちはどんな女性だったのか。
彼女たちは決して同じタイプの女性ではない。
夫から抱かれず寂しさを抱えていた女性もいれば、家庭の中で居場所を失っていた女性もいた。
また、過去の恋愛に未練を残していた女性もいれば、夫と別居し孤独な日々を送っていた女性もいた。
不倫に至った理由は一人ひとり違う。
しかし私は後になって、彼女たちが同じ道を歩いていたことに気付く。
その話をする前に、まずは4人の人妻について紹介していこうと思う。
人妻うた
夫はアダルト動画を見てマスターベーションをするが、妻であるうたを抱こうとはしなかった。
彼女は「女として見られない寂しさ」を私に打ち明けてくれた。
その寂しさを共有するうちに、私たちは男女の関係になった。
人妻みずき
再婚相手の夫と暮らしていたが、夫と前妻との間に生まれた娘との同居が始まった。
みずきにとって家は安らげる場所ではなくなっていた。
彼女は私との時間に居場所を見出し、やがて私たちは不倫関係になった。
人妻かおり
大学時代に好きだった男性ではなく、お金を持っている男性との結婚を選んだ。
しかし元恋人への想いを断ち切れず連絡を取るも拒絶される。
女として見られたいという欲求を埋めるように多くの男性と関係を持つようになり、その中の一人が私だった。
人妻なずな
夫と別居状態にあり、孤独な日々を過ごしていた。
オンラインゲームで一緒に遊ぶようになった私に好意を抱き、私もまた彼女に惹かれていった。
そして、お互いの気持ちを確かめ合ったことで関係が始まった。
4人に共通していたこと
前章では、私が出会った4人の人妻について書いた。
年齢も違う。
家庭環境も違う。
抱えていた悩みも違う。
だから当時の私は、それぞれ全く別の物語だと思っていた。
しかし、何年も経った今だからこそ見えてきたことがある。
彼女たちが不倫へ向かう理由は違っていても、その始まりには不思議なほど共通するものがあった。
この章では、私が4人との関係を振り返る中で気付いた「たった一つの共通点」について書いてみたい。
4人の事情はそれぞれ違っていた
私は過去に4人の人妻と肉体関係を持った。
前章で紹介した通り、彼女たちが置かれていた状況はそれぞれ違う。
夫から抱かれず寂しさを抱えていた女性。
家庭の中で居場所を失っていた女性。
過去の恋愛に未練を抱えていた女性。
夫と別居し孤独を感じていた女性。
抱えていた悩みも違えば、不倫に至った理由も違うように見える。
だから私は長い間、彼女たちに共通点など無いと思っていた。
しかし今になって振り返ると、一つだけ共通していたことがあるように思う。
それは、
「夫以外の男性との可能性を想像していたこと」
だった。
私が見つけたたった一つの共通点
もちろん、最初から不倫をしようと思っていたわけではないだろう。
少なくとも私が出会った4人の人妻はそうではなかった。
最初はゲーム仲間だった。
ただの友達だった。
一緒に遊び、会話をし、笑い合う関係だった。
しかし、やり取りを重ねるうちに少しずつ変化が起きる。
この人は私を理解してくれるかもしれない。
この人と一緒にいると楽しいかもしれない。
この人なら私の気持ちを分かってくれるかもしれない。
そんな「もしも」が心の中に生まれる。
そして、その想像は少しずつ現実味を帯びていく。
不倫は想像から始まる
私は、不倫はいきなり不倫になるわけではないと思っている。
出会ったその日にホテルへ行ったわけではない。
肉体関係から始まったわけでもない。
その前に必ずと言っていいほど心の交流がある。
会話がある。
信頼がある。
好意がある。
そして何より、
「夫以外の男性との未来」を想像する瞬間がある。
ホテルへ行く頃には答えが出ている
私が出会った4人の人妻も同じだった。
うたは、夫ではなく私に寂しさを打ち明けてくれた。
みずきは、家庭ではなく私の傍に居場所を見出した。
かおりは、夫ではなく他の男性から女として見られることを求めた。
なずなは、夫ではなく私との時間に心の安らぎを感じていた。
理由は違う。
状況も違う。
しかし彼女たちは皆、自分の人生の中に夫以外の男性が存在する未来を心の中で想像していた。
私はそう思うのである。
不倫はホテルから始まるのではない。
ホテルへ行く頃には、既に心は大きく動いている。
私が出会った4人の人妻を振り返ると、不倫の始まりは肉体関係ではなかった。
それは、
「この人となら何かが変わるかもしれない」
という小さな想像から始まっていたのである。
不倫は“想像”から始まる
第3章で私は、4人の人妻に共通していたものは「夫以外の男性との可能性を想像していたこと」だったと書いた。
では、その想像はどこから生まれるのだろうか。
私は以前、不倫は会った瞬間に始まるものだと思っていた。
しかし実際に人妻たちと関わってみると、そうではなかった。
そこには出会いがあり、会話があり、信頼があり、少しずつ積み重なっていく感情があった。
そして、その積み重ねの先に「この人なら何かが変わるかもしれない」という想像が生まれていた。
不倫はホテルから始まるのではない。
そのずっと前から、静かに始まっているのかもしれない。
想像は突然生まれるわけではない
私は、不倫に行きつく女性たちは夫以外の男性との可能性を心の中で想像しているのではないかと考えている。
しかし、その想像はある日突然生まれるものではない。
見知らぬ男性を見て、
「この人と不倫しよう」
と思う女性などほとんど居ないだろう。
私が出会った人妻たちもそうだった。
最初はただのゲーム仲間だった。
一緒にクエストを進め、一緒にボスを倒し、ゲームの話をしていただけだった。
しかし、毎日会話を重ねるうちに少しずつ相手のことを知るようになる。
どんなことに悩み、どんなことに喜び、どんなことに傷付いてきたのか。
そんなことを知っていくうちに、ただのゲーム仲間だった相手が特別な存在へと変わっていく。
心の隙間が想像を生み出す
私が出会った4人の人妻は、それぞれ違う悩みを抱えていた。
夫から抱かれず寂しさを感じていた女性。
家庭の中で居場所を失っていた女性。
過去の恋愛を忘れられなかった女性。
夫と別居し孤独を抱えていた女性。
もちろん、不満がある女性が全員不倫をするわけではない。
しかし、現状への不満は心の中に小さな隙間を作る。
そして、その隙間を埋めてくれる存在が現れた時、人は想像を始めるのだと思う。
この人は私を理解してくれるかもしれない。
この人は私を女性として見てくれるかもしれない。
この人と一緒にいたら楽しいかもしれない。
そんな小さな想像が心の中に芽生える。
想像はやがて好意へと変わる
最初は小さな想像だったはずだ。
しかし、人は想像したものを何度も頭の中で繰り返す。
この人ともっと話したい。
この人ともっと一緒に遊びたい。
この人のことをもっと知りたい。
そんな気持ちが少しずつ大きくなっていく。
そして気が付けば、
「この人が好きかもしれない」
という感情に変わっている。
恋愛感情とは不思議なもので、ある日突然生まれるように見えて、実際には長い時間をかけて育っていることが多い。
不倫も同じだと私は思う。
人は好意を確認したくなる
好意が生まれると、人はその気持ちが自分だけのものなのか気になり始める。
相手も同じように思ってくれているのだろうか。
私のことを特別な存在だと思ってくれているのだろうか。
そんな気持ちが生まれる。
そして、お互いが同じ気持ちであることを確認した時、人は会いたくなる。
画面越しではなく、現実世界で会ってみたいと思うようになる。
会う頃には心は既に繋がっている
世間では、不倫はホテルから始まるものだと思われている。
しかし私の経験からすると、それは違う。
会うことを決めた時点で、お互いの心は既に大きく動いている。
会う前から毎日のように会話をしている。
相手のことを考えている。
会える日を楽しみにしている。
つまり、心の距離は既に十分近付いているのだ。
だから私は思う。
肉体関係は不倫の始まりではない。
心が繋がった結果として起きる出来事なのだと。
不倫はホテルから始まるのではない
ホテルに入る頃には、既に多くのことが終わっている。
出会いがあり、
会話があり、
信頼があり、
好意があり、
そして、
「この人となら何かが変わるかもしれない」
という想像があった。
私が出会った4人の人妻を振り返ると、不倫はホテルから始まったのではない。
夫以外の男性との可能性を想像した、その瞬間から静かに始まっていたのだと思う。
私たちはゲーム仲間から始まった
私が不倫関係になった4人の人妻たちは、全員が最初から不倫相手だったわけではない。
うたも、みずきも、かおりも、なずなも、最初はオンラインゲームで一緒に遊ぶ仲間だった。
私たちはまず友達になった。
一緒にクエストを進めた。
一緒にボスを倒した。
ゲームの話をした。
時にはくだらない雑談で盛り上がった。
最初はそれだけだった。
しかし、一緒に過ごす時間が増えるにつれて、ゲームの話だけではなくなっていく。
仕事の話。
家庭の話。
悩みの話。
将来の話。
気が付けば、お互いの人生について語り合うようになっていた。
一緒に過ごした時間が信頼を生んだ
私は彼女たちの悩みを聞いた。
彼女たちも私の悩みを聞いてくれた。
母がガンで入院した時には、みずきが手料理を送ってくれたこともあった。
私は驚いた。
画面越しのゲーム仲間だと思っていた相手が、自分のことをそこまで気にかけてくれていたからだ。
今振り返ると、そこには既に友達以上の感情があったのかもしれない。
もちろん、その時は不倫をしようなどとは考えていなかった。
ただ、一緒に居ることが当たり前になっていた。
相手がログインすると嬉しい。
今日は来ないのかなと思う。
そんな日々を過ごしていた。
気が付けば相手のことを考えるようになっていた
私は以前、不倫は想像から始まるのではないかと書いた。
その考えは今も変わらない。
一緒に過ごす時間が増えると、人は相手のことを考えるようになる。
この人は今何をしているのだろう。
今日は元気にしているだろうか。
悩んでいないだろうか。
そんなことが自然と頭に浮かぶ。
そして、その気持ちは相手も同じだったのだと思う。
ゲームをしている時間だけでは足りなくなる。
もっと話したい。
もっと知りたい。
もっと一緒にいたい。
そう思うようになる。
会う頃には答えは出ていた
世間では、不倫はホテルから始まると思われている。
しかし私の経験は違う。
私たちはホテルで初めて繋がったわけではなかった。
会う前から毎日のように会話をしていた。
お互いの悩みを知っていた。
お互いを特別な存在だと思っていた。
そして何より、
会いたいと思っていた。
だから私は思う。
実際に会う頃には、答えは既に出ていたのだと。
ホテルへ向かった日が始まりだったのではない。
一緒にゲームを遊び、笑い、悩みを共有し、少しずつ心の距離を縮めていったその時間こそが、本当の始まりだったのだと思う。
現状への不満は心の隙間を作る
私が出会った4人の人妻は、最初から不倫を望んでいたわけではなかった。
少なくとも私にはそう見えた。
彼女たちはゲーム仲間として出会い、一緒に遊び、会話を重ねる中で少しずつ私との距離を縮めていった。
しかし今振り返ると、私は一つの疑問を抱く。
なぜ彼女たちは夫ではなく、私に悩みを打ち明けたのだろうか。
なぜ夫ではなく、私との未来を想像したのだろうか。
その答えを考え続けた時、私はある共通点に気が付いた。
不満があるから不倫するわけではない
ここまで私は、不倫はホテルから始まるのではなく、夫以外の男性との可能性を想像した時から始まるのではないかという話をしてきた。
しかし、ここで一つ疑問が生まれる。
なぜ彼女たちは夫以外の男性との可能性を想像したのだろうか。
私はその理由を考え続けてきた。
もちろん答えは一つではない。
人の心はそんなに単純なものではないからだ。
ただ、私が出会った4人の人妻を振り返ると、一つだけ共通していることがあった。
それは、
現状に対する強い不満を抱えていたこと
である。
セックスレス、孤独、家庭内不和、承認欲求
うたは夫から抱かれない寂しさを抱えていた。
みずきは家庭の中に居場所を見出せなくなっていた。
かおりは元恋人への未練を抱えながら、女として見られたいという気持ちを満たそうとしていた。
なずなは夫と別居し、孤独な毎日を過ごしていた。
彼女たちが抱えていた悩みはそれぞれ違う。
しかし、その根底には共通するものがあったように思う。
それは、
「今のままでは満たされない」
という気持ちだった。
心の隙間は誰にでもできる
私は不満がある女性は不倫をすると言いたいわけではない。
そんな単純な話ではないからだ。
実際、セックスレスでも不倫をしない女性は沢山いる。
孤独を感じていても不倫をしない女性もいる。
家庭に不満があっても夫婦関係を続ける女性もいる。
だから不満そのものが不倫の原因ではない。
しかし、不満は心の中に小さな隙間を作る。
寂しい。
苦しい。
誰かに分かってほしい。
認めてほしい。
そんな気持ちが少しずつ積み重なっていく。
そして、その隙間を埋めてくれる誰かが現れた時、人の心は大きく動くのだと思う。
人は心の隙間を埋めてくれる人を求める
私が出会った人妻たちは、最初から私を恋愛対象として見ていたわけではなかった。
ゲーム仲間だった。
ただの友達だった。
しかし、一緒に遊び、会話を重ねる中で私は彼女たちの悩みを知ることになった。
そして彼女たちもまた、私という人間を知っていった。
そんな時間を積み重ねる中で、
「この人は私を理解してくれるかもしれない」
という想像が生まれたのだと思う。
その想像はやがて好意へと変わり、好意は会いたいという気持ちへと変わる。
私は不倫とは、その心の動きの延長線上にあるものだと思っている。
不倫の始まりは心の隙間なのかもしれない
私は4人の人妻と出会い、関係を持った。
そして今振り返ると、彼女たちが求めていたのは単なる肉体関係ではなかったように思う。
寂しさを埋めてほしかったのかもしれない。
誰かに理解してほしかったのかもしれない。
自分を女性として見てほしかったのかもしれない。
理由は一人ひとり違う。
しかし共通していたのは、心の中に隙間があったことだった。
そして、その隙間を埋めてくれそうな存在として、私は彼女たちの前に現れた。
不倫はホテルから始まるのではない。
夫以外の男性との可能性を想像した時から始まる。
私はそう考えている。
そして、その想像を生み出していたのは、彼女たちが抱えていた心の隙間だったのかもしれない。
不倫はホテルから始まるのではない
私は4人の人妻と出会い、関係を持った。
彼女たちが抱えていた悩みはそれぞれ違っていた。
しかし、その関係が始まるまでの過程を振り返ると、一つの共通点が見えてくる。
それは、ホテルへ行く前に既に心が大きく動いていたことだ。
世間では不倫の始まりをホテルや肉体関係に求めることが多い。
だが私には、もっと前から何かが始まっていたように思える。
ここでは、私が4人の人妻との経験から辿り着いた結論について書いてみたいと思う。
法律上の不倫と、人の心の中の不倫
法律の世界では、不倫は肉体関係によって判断される。
ホテルへ出入りする写真。
ラブホテルの利用履歴。
肉体関係を裏付ける証拠。
そうしたものが不貞行為を証明する材料になる。
だから世間一般では、不倫はホテルから始まるものだと思われている。
私も昔はそう思っていた。
既婚者同士、あるいは既婚者と独身者がホテルへ入り、肉体関係を持った瞬間に不倫が始まるのだと。
しかし、実際に4人の人妻と出会い、関係を持った今の私はそうは思わない。
ホテルへ行く頃には答えは出ていた
私が出会った4人の人妻たちは、それぞれ違う人生を歩んでいた。
抱えている悩みも違った。
置かれている環境も違った。
しかし、彼女たちは皆、私と出会い、会話を重ね、共に時間を過ごしていた。
最初はゲーム仲間だった。
ただの友達だった。
一緒に遊び、一緒に笑い、一緒に悩みを共有した。
そうした時間を積み重ねる中で、お互いの距離は少しずつ近づいていった。
そして気が付けば、
「会いたい」
という気持ちが生まれていた。
私は今でも思う。
ホテルへ向かった日が始まりだったのではない。
その頃には、既に答えは出ていたのだと。
不倫の始まりは心の中にある
私は第3章で、4人の人妻に共通していたことは、
「夫以外の男性との可能性を想像していたこと」
だと書いた。
もちろん、それは私の仮説に過ぎない。
しかし、4人の人妻との経験を振り返れば振り返るほど、その考えは強くなる。
この人は私を理解してくれるかもしれない。
この人と一緒にいたら楽しいかもしれない。
この人なら私を大切にしてくれるかもしれない。
そんな小さな想像が生まれる。
その想像が好意になり、
好意が会いたいという気持ちになり、
やがて現実の行動へと変わっていく。
私は、不倫とはその延長線上にあるものだと思っている。
不倫はいきなり不倫になるわけではない
この記事の冒頭で私は、
「不倫はいきなり不倫になるわけではない」
と書いた。
そして今、その考えはさらに強くなっている。
不倫はホテルから始まるのではない。
ホテルは結果である。
その前には出会いがある。
会話がある。
信頼がある。
好意がある。
そして、
「この人となら何かが変わるかもしれない」
という想像がある。
私が出会った4人の人妻たちは、それぞれ違う理由で私と出会った。
しかし、その心の動きには共通するものがあったように思う。
私が4人の人妻との経験から辿り着いた答え
私は心理学者ではない。
夫婦問題の専門家でもない。
ただ、4人の人妻と出会い、共に時間を過ごし、そして関係を持った一人の男である。
そんな私が辿り着いた答えは、とても単純なものだった。
不倫はホテルから始まるのではない。
夫以外の男性との未来を心の中で想像した時から、静かに始まっているのだ。
私はそう思っている。
まとめ
私は過去に4人の人妻と出会い、関係を持った。
その経験を通して今までずっと考え続けてきたことがある。
なぜ彼女たちは不倫に至ったのだろうか。
なぜ夫ではなく私だったのだろうか。
そして、不倫は一体どこから始まるのだろうか。
もちろん、その答えを私は知らない。
人の心はそんなに単純なものではないし、一人ひとり事情も違うからだ。
ただ、私が出会った4人の人妻を振り返ると、一つだけ共通していたことがあった。
それは、
夫以外の男性との可能性を想像していたこと
だった。
そして、その想像を生み出していたのは、現状に対する不満や寂しさ、孤独、承認欲求といった心の隙間だったように思う。
私は昔、不倫はホテルから始まるものだと思っていた。
しかし実際に経験してみると、そうではなかった。
ホテルへ行く頃には、既に多くのことが終わっていた。
出会いがあり、
会話があり、
信頼があり、
好意があり、
そして、
「この人となら何かが変わるかもしれない」
という想像があった。
私にとって不倫とは、ホテルで始まるものではなかった。
もっと前。
何気ない会話や、一緒に過ごした時間の中で静かに始まるものだった。
この記事に書いたことは、心理学でもなければ学術的な研究でもない。
4人の人妻と出会い、関係を持った一人の男が、自分自身の経験を振り返りながら辿り着いた一つの仮説である。
その仮説が正しいのかどうかは分からない。
しかし今の私は、
不倫はホテルから始まるのではない。
夫以外の男性との未来を心の中で想像した瞬間から始まる。
そう考えている。





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